「HTML改善」のため、ブログ重複タグを修復する方法
『FC2ブログ記事が凍結されたよ その2』で、訴えてきている所とまるで関連性のない記事が巻き添え凍結された事を書いた。
その原因と思われる事をご報告します。
https://muryoblog.cinemarev.net/entry/dmca-drama.html
フジテレビ『僕のヤバイ妻』の訴えを受けて何故か巻き添え凍結されたNHKドラマ『トットてれび』。
たった一記事だが私はこのドラマが大好きであり、自分が書いたレビューも好きだった。
凍結されてこれほどショックなことは無かった。
記事が隣り合わせでリンクされているわけでもなく、同じといえば「2016年4月期ドラマ」というカテゴリーだけ。(あっ…よく考えたら、これも原因かも)
ところが…
凍結された記事のURLを検索して、妙なことに気づいたのである。
「.html?no= 〇〇」って何??
「blog-entry-5186.html」はレビュー記事『トットてれび』のURLである。
が、Googleせんせーの検索窓に打ちこむと2行目にこのURLが『僕のヤバイ妻 第1話』のURLとして認識されていることが解る。
つまりGoogle Botにとって、「blog-entry-5186.html」は『僕のヤバイ妻 第1話』のURLに見えるらしい。
あ~…だから凍結されたのか…(感心してる場合じゃない)
『僕のヤバイ妻 第1話』のURLは本来「blog-entry-5196.html」である。
何この、「blog-entry-5186.html?no=5196」って……というと…
実はFC2に限らずブログシステムには重複ページが出来る。
しかし、いくつかのブログシステムを使っている当方が見る限り、FC2は一番多いです。
「多い」というか、対策されていないということ。
その辺はGoogle先生の「ウェブマスターツール」を見ればよく解る。
https://www.google.com/webmasters/tools/home?hl=ja
「重複URL」とは、1ページについて本来充てられているURL以外にアクセスできちゃうURLがたくさんあるという事。
例えば、FC2では「.html?no= 〇〇」というのは、コメント後の戻りURLを示す。
他に、月別アーカイブで示されるページ、カテゴリーで示されるページ、トラックバックなど、別にユーザーにとってはどうでもいいけれども検索エンジンbotにとっては「このサイトには同じ事が書いてあるページがたくさんある。スパムかも…」と判断されかねない状況になっております。(まぁ、そこは平気らしいけれども…)
これはSEO的にもなるべく対策しておくべきところなワケだが、私は長年これを放っておいた。
だって、そのままでもブログのアクセスに影響が出ているとは思えなかったし、ここは商売のブログでもないから対策しなくても死活問題にはならなかったし、とにかくこんな事になるとは思ってもいなかったから!
『 rel=”canonical” 』でURLを正規化する
FC2ブログ管理ページの「テンプレートの設定」に入り、テンプレートにコードを書きこむ。
書きこむ箇所は<head>から</head>の間。
(テンプレートが崩れるなどの事故が起きても責任は取れませんので、あらかじめ書き込み前のバックアップはしておいて下さい)
<!–index_area–><link rel=”canonical” href=”<%url>” /><!–/index_area–>
<!–permanent_area–><link rel=”canonical” href=”<%url>blog-entry-<%pno>.html” /><!–/permanent_area–>
これを置く事によって、このページの正規のURLは<%url>なので、他のワケ解らないページをインデックスしないでねーーとGoogleせんせーにお教えすることが出来るわけです。…はずです。
ちなみに。このタグは別にFC2ブログじゃなくても使えます。
ただし、<%url>(ブログURL)と<%pno>(親記事のNo)は、FC2ブログの変数なので、各ブログの変数に書き換えて下さい。
重複タイトル対策はSEOのためではなかった
…と、よく解る出来事だった。
きちんとしていれば、少なくとも1記事は失わなくて済んだかも知れなかったのである。
検索エンジンの最適化は記事を守るためにこそ必要なのでした。たぶん。
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