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WordPressの子テーマを自作する方法と「Twenty Ten」をカスタマイズ

CSSでカスタマイズ

仕事で公式テーマ「Twenty Ten」をいじらなくてはならなくなり、とりあえずテストページにダウンロードしてみたら、装飾のための機能が一切ついてない(のは分かってた、知ってたけれど改めて見ると悲しくて笑う)どころか子テーマすらないという……。

けれども、これがWordpressの一番シンプルな姿。

cssで色々やり始めたら楽しくてハマる。

で、どうせなら子テーマをきちんと作って、そっちでやろうと作成してみました。

Twenty Ten

目次

「Twenty Ten」に子テーマを作ってカスタマイズ

そもそも子テーマとは。

…という話は以前から度々書いているけれど、テーマその物をカスタマイズしてしまうと、テーマが更新される度に書いたものが消えてしまい、再び書き直さなくてはならなくなる。

しかし、子テーマをUPしてそれをカスタマイズしておけば、書いたものは更新があってもそのまま残る。

カスタマイズはテーマに上書きされるけれども、更新された機能はきちんと反映される。それが子テーマ。素晴らしい

ちなみに、「THE THOR」には「the-thor-child」、「Cooon」には「cocoon-child-master」、「STORK」には「jstork_custom」など、製作者さまがセットでダウンロードできるようにして下さっているので、わざわざ作る必要はありません。
では実際に作っていきましょう。とても簡単です。

「themes」フォルダ内に子テーマフォルダを作る

1.ファイルマネージャーにアクセスして、「public_html」→「wp-content」→「themes」と開きます。

2.「themes」階層の中に子テーマフォルダを作ります。

3.名前は何でもいいのです。ここでは「twentyten-child」にしておきますね。

4.フォルダ名を入れて「フォルダを作成」を押せば、今まで無かった子テーマフォルダが出現。

Wordpressに子テーマを自作する

5.クリックして開きます。

 

作ったばかりなので、当然、何のファイルもありません。

子テーマフォルダ内に style.css を作る

ここに「style.css」をUPします。

実は、子テーマのファイルは「style.css」だけでいいのです。

何でもいいのでエディタを開いて以下のコードを書きます。

「メモ帳」は止めた方がいいです。
@charset "utf-8";
/*
Theme Name:     Twenty Ten Child
Template:       twentyten
Version:        1.1.0
*/

@import url('../twentyten/style.css');

実際には、

@charset "utf-8";
/*
Theme Name:     Twenty Ten Child
Template:       twentyten

だけが入っていればOKです。

@charset "utf-8"; (日本語指定)
Theme Name: Twenty Ten Child(子テーマ名)
Template: twentyten(親テーマ名)

これをファイル名「style.css」文字コード「UTF-8」でデスクトップ辺りに保存して、アップロード。

Wordpressに子テーマを自作する

 

 

子テーマ作成はこれだけ。

子テーマを「有効化」

この作業を終えて、ブログのダッシュボードを開き、「外観」→「テーマ」と開くと、ほら、今作った「twentyten-child」が出現している。

これを有効化すれば終了です。

ついでに Twenty Ten を編集してみます

 

Twenty Tenカスタマイズ

「Twenty Ten」めちゃめちゃ初期はシンプルで、見出しデザインすらない状態です。せっかく子テーマをUPしたので、少し書き足してみます。

フッターの「powered by wordpress」を消す。

「Twenty Ten」フッターに「powered by wordpress」というクレジットが入っています。申し訳ないけれど、要らないので……。

/* フッターのpowered by wordpressを非表示 */
#site-generator{
display: none;
}

見出しを作る。

とりあえずH2とH3だけ。

/* 見出しh2カスタマイズ */
.entry-content h2 {
border-left: 15px solid #556b2f;
border-bottom: 1px solid #556b2f;
padding: 0 0 0 15px ;
line-height: 2;
font-size: 18px;
background-color: #fff;}

/* 見出しh3カスタマイズ */
.entry-content h3 {
border-left: 5px solid #556b2f;
border-bottom: 1px solid #556b2f;
padding: 0 0 0 15px ;
line-height: 2;
font-size: 18px;
background-color: #fff;}

サイドバーに見出し

/* サイドバー見出しカスタマイズ */
#primary .widget-area .widget-title{
border-left: 5px solid #556b2f;
}

投稿記事下の投稿者情報を削除

何の装飾もないのに、なぜか記事下に「この記事を書いた人」みたいな著作者情報だけはアイコン付きでガッツリ出してくれる「Twenty Ten」。

このサイトでは、これは必要ないので……。

/* 投稿記事下の投稿者情報を削除 */
#entry-author-info{
display: none;
}

 

投稿が見つかりません。

 

フォントも変えたいですね。そもそも字が小さすぎませんか。つづく↓

あわせて読みたい
装飾がほとんどないからこそCSSの勉強になる「Twenty Ten」 カスタマイズまとめ 前ページ「「Twenty Ten」に子テーマを作ってカスタマイズ」の続き。 仕事で公式テーマ「Twenty Ten」をいじらなくてはならなくなり、とりあえずテストページにダウンロ...

 

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主にWordpress中心のサイト・ブログ制作&コーダー、カスタマイザー。

2000年からHP制作を始めました。

ハウツーサイトやキュレーションサイトのライター、ブログ作成・運営のお手伝いなどをしております。

お仕事で関わった無料ブログ&Wordpressカスタマイズ案件実績500件以上。

携わったワードプレステーマ30以上。

アナリティクスを観察するのは生活の一部。

Google Analytics個人認定資格取得(GA4)。 SEOマーケティングアドバイザー資格取得。

SEOに特化したページ作りをめざしています。

 

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