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レンタルサーバー比較表・評価レビューと選び方【WordPressを始める前に】

Wordpressの運営覚書き

当サーバー比較表記事は2022年3月に最新情報に修正追記して更新しています。元記事の90%以上をリライトしています。

WordPressでWEBサイトを作成する際は、ネット上にサーバーが必要になります。

この記事では、初心者に適した有名どころのレンタルサーバーから、勝手がわからない海外のサーバーまで、関わった経験があるWEB屋の筆者が、デメリットも含めてレンタルサーバーの選び方を比較し、おすすめサーバーをご紹介しています。

目次

サーバー選びで失敗しないために

ワードプレスだけのお話ではありませんが、WEBサイトを公開するためには「サーバー」が必要になります。

そもそもサーバーとは何なのか

ここではザックリと説明しますが、私たちが書いた記事やインストールした画像はサーバーの中に格納されています。

サーバ または サーバーServer)は、サービスを利用者のリクエストに応じて提供するソフトウェア、あるいはその機能が稼働しているコンピュータのこと

wikipedia

Wikiでは上記のように説明されています。

ネット上にサイトを反映させるためのシステムのようなもの。というように考えれば(ちょっと違うかも…)

サーバーとは何なのか(レンタルサーバーの選び方)

無料ブログからWordpressに引っ越す方は「無料ブログの時はそんなもの必要無かったのに」、と思われるでしょうが、無料ブログの時にもサーバーはありました。

FC2やseesaaなど、各社が持っているサーバーを借りていたわけですね。ワードプレスになると、ドメインからサーバーまで全部自分で手配しなければなりません。

それは面倒でお金がかかることですが、同時に「無料ブログのサーバーの不具合などに悩まされることがなくなる」という自由を得たことにもなるのです。Wordpressは自由であり、また何もかも自己責任でもあります。

サーバーを値段(安さ)だけで決めるとどのようなことが起きるのか

で、初心者の方や無料ブログを運営していた方が陥りがちなのが ×「なるべく安く」の精神です。

ブログから月に何万も収入が入るような事をするならともかく、個人で文章をちょっと書きたいだけだしPVも1日100くらいだし、ウチは安くていいんだ……その精神が後でとんでもない苦労を生みます。

例えばデータベースバージョンアップ

WordPressは一度作ったら放りっぱなしにすることは出来ず、データベースのアップグレードなどの作業が不定期的に必要になります。

巷で「高い」とイメージされているらしいエックスサーバーですが(3年契約なら月990円)、データベースのアップデート作業は管理ページからポチッとするだけです。ご自分で十分対応できる作業です。

対して「安い」とイメージされているらしいロリポップライトプラン(月220円)、データベースのアップデートには大変複雑な作業が待っています。

当方がサーバー関連のお仕事で受けることが一番多いのがロリポップのデータベースアップグレードです。正直、途中まで失敗した状態で依頼されるよりも初めからご依頼いただきたいです。

当方は比較的お安くサービスをご提供していると思いますが、WEB制作会社によっては1万を超える案件だと思います。せっかく安いサーバーをレンタルしても、何かあるたびに依頼しなくてはならないようですと、全くお得ではなくなりますね。

例えばサーバーの引っ越し

2017年、この記事を書いたころに当方は「さくらインターネット」からエックスサーバーに引っ越しました。

当時、さくらを使っていた多くのサイトが503エラーに悩まされており、まともなサイト運営を続けるためにはサーバーを移転するしかない状態でした。(2022年現在、さくらインターネットは転送量が無制限になり、この事態は解決されているようです)

503error 2017年さくらインターネット

当初、さくらを選んだのは安かったからです。そしてエックスサーバーに変えたのは、安定性を重視したからです。

結果、変更して本当に良かったと思っています。移転して5年、一度もトラブルもエラーもなくサクサクと複数サイトを運営しております。

サーバーの変更はボタン一つでポチッとできるものではなく、ファイルもデータベースも全部移す大掛かりな引っ越し作業です。

よく、アクセスが少ないうちは安い所と契約して、アクセスが増えたら変えればいいや、というような声を聞きますが、

サーバーの移転は大変な作業です。

はい。これも、たぶん、慣れていない方は依頼することになると思います。初めからきちんと考えて決めた方が良いですね。

サーバーは情報を充分に集めて慎重に決めましょう!!

価格・メリットデメリット付き・サーバー比較表

有名どころを一覧にしました。多くのプランを持っているサーバー会社もありますが、スタンダード(WordPressが十分に運用できる容量300GB前後)を基準に表にしています。

スクロールできます
サーバー名初期費用/円月額/円容量/GB転送量/月バックアップ過去の大きな障害メリットデメリット
エックスサーバー
3300990(36か月)300無制限あり2022年数時間の電源設備不具合安定・操作性他社に比べて高い
バリューサーバー
(スタンダード)
2200367(12か月)100300GBなし2021年2日間にわたるダウン安い他社に比べてスペックが劣る
ConoHa WING無料1320(36か月)3006TBあり2021年SSL証明書更新障害ページスピードが速いサポート対応がイマイチ
mixhost
無料968(36か月)250無制限ありぼちぼち報告ありアダルトサイト運用OKドメインの移管は受けていない
さくらインターネット
1048524300無制限あり2017年頻発する503エラー(近年はほぼ安定)安い管理ページの操作性がイマイチ
お名前.com無料990(36か月)400無制限有料ぼちぼち報告あり無料独自ドメインつき表示速度がイマイチ
カラフルボックス無料484(36か月)3006TBあり2021年数日に渡る障害安い土日にサポートなし
ロリポップ!
(ハイスピードプラン)
無料550(36か月)350無制限あり
(復元有料)
近年はほぼ安定安い管理ページの操作性がイマイチ

初心者にお薦めのサーバーランキング

初心者に限定して「使いやすい・安定性のある・操作しやすい」サーバーを3つご紹介します。

エックスサーバー

ConoHa WING

ロリポップ!ハイスピードプラン

目的別サーバー選び

サイト制作の目的別におすすめサーバーをご提案いたします。

特徴サーバー名
とにかく安心安定エックスサーバー
とにかく速さConoHa WING
とにかく安くロリポップ!ハイスピードプラン
アダルトサイト運用OKmixhost
カラフルボックス

サーバー契約の前には「〇〇+エラー」「トラブル」などで検索を

サーバーだけではなくプラグインに関してもテーマに関してもですが、何か取り入れようと思ったら、まず「〇〇 エラー」「〇〇 トラブル」「〇〇 障害」などで検索して、順調に使える物かどうか充分に調べましょう。

もう一つ、サイト制作などに関わる記事は「書かれた日付(あるいは更新した日付)の解らない物は参考にしないこと」

明らかにアフィリエイト目的だけで書かれた記事を参考にしないこと。

これが大事だと思います。

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profile

主にWordpress中心のサイト・ブログ制作&コーダー、カスタマイザー。

2000年からHP制作を始めました。

ハウツーサイトやキュレーションサイトのライター、ブログ作成・運営のお手伝いなどをしております。

お仕事で関わった無料ブログ&Wordpressカスタマイズ案件実績500件以上。

携わったワードプレステーマ30以上。

アナリティクスを観察するのは生活の一部。

Google Analytics個人認定資格取得(GA4)。 SEOマーケティングアドバイザー資格取得。

SEOに特化したページ作りをめざしています。

 

カスタマイズのご依頼は「一木堂」へ

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